知的財産・IT法務

知的財産は、企業の四大経営資源の一つである「情報」に関するものです。知的財産には、特許、実用新案、意匠、商標、著作物、営業秘密(ノウハウ、顧客情報など)などがあります。これらは、企業にとって価値の源泉となる財産です。しかしながら、形がないものであるがゆえに、模倣、盗用などの被害にあう場合があります。このような場合、知的財産権の管理が不十分であったり、権利が侵害されている状態を放置したりすると、知的財産権によってもたらされる利益が他社に流出し、知的財産権を保有する実益が損なわれてしまいます。
また、イラスト、音楽、映像、技術、ロゴなどをうかつに利用したことによって、権利者から請求を受けることもあります。
鹿室は京都大学の法科大学院で、髙垣は慶應義塾大学の法科大学院でそれぞれ、知的財産を学び、司法試験に合格しました。更に、鹿室は東京地裁の知的財産権部で、髙垣は大阪地裁の知的財産権部での研修経験があります。また、著作権侵害訴訟を始めとしたトラブル対応や相談対応や知財研修の講師や、鹿室においては、出版社からの依頼を受け、知財とITに関する法律記事を監修した経験もあります。
このような当事務所は、知的財産権に関係する取引の契約書作成や契約締結交渉から、権利侵害に対する警告、訴訟提起、仮処分などの対応まで、幅広くリーガルサービスを提供いたします。
また、今や、ITは社会生活の必要不可欠なインフラとなっております。ITに関しては、システム開発・保守に関するトラブル、個人情報の漏洩などインシデントなどの法的問題が発生し得ます。このような案件についても、ITの国家試験に合格している弁護士がその経験を踏まえ、リーガルサービスを提供していきます。

具体的なサポート内容
・特許権、著作権、商標権、意匠権等の各種知的財産権の譲渡契約書、共同開発契約書、ライセンス契約書などの作成・レビュー
・知的財産権侵害に対する警告、任意交渉、訴訟、刑事告訴などの対応
・商標登録取消審判、商標権に関する審決取消訴訟
・営業秘密・ノウハウの守秘義務に関する契約書、社内規則等の作成
・元従業員による営業秘密や顧客情報の不正利用行為に関する任意交渉
・映画・アニメ・ゲーム、音楽、広告等のエンターテインメントコンテンツに関する各種契約書作成、紛争対応
・システム開発委託・保守に関する契約書の作成・レビュー、紛争対応
・個人情報の管理、利用、漏洩に関する問題
・プライバシーポリシーの作成、審査

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